行山外縁長方鉢
商品解説
日本鉢の本場・常滑で作陶し、日本の盆栽愛好家から絶大なる支持を受ける中野行山。その人気は国内にとどまらず世界各国の愛好家から注文依頼が届き、盆栽鉢の本場・中国においても高い評価を受けている。陶歴も50年を越え、まさしく現代陶工の最高峰に君臨する鉢作家と言えます。
行山のユーズド鉢。どっしりとした長方型ながら柔らかなラインは樹との調和を考えた行山らしい仕上がりとなっています。すでに古色を見せはじめています。樹と合わせることでその真価を発揮する、まさしく実用名鉢。目立った傷はなく保存状態は良好。落款:中野行山造・行山(足上)
※現品限りの商品です。
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作家プロフィール
陶名:中野行山(なかのぎょうざん) 本名:中野行三(1940年生まれ)
佳山のもとで修行し1972年独立。泥物鉢を専門に小中鉢から超大型まで、ありとあらゆる大きさ・型をこなす。粘土材料と焼成法の研究に力を注ぎ、1976年頃に独自の泥色「曙」を完成。押型を用いた手づくり鉢制作していた時期もあるが、今はタタラ・紐づくりによる純粋な手づくり鉢のみを手掛ける。樹を植えて映える土目と型に定評があり、使い込めば早く古色が付くことで知られる。しかし手づくりゆえ年間の生産数は少ない。今や日本樹鉢作家の第一人者としての地位を築き、一鉢入魂で生み出される作品は銘品の輝きを放つ。
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