この商品は月刊「近代盆栽」2025年8月号付録・通販カタログ「盆栽情報」に掲載されている商品です。商品のより詳しい情報をご覧頂くために、誌面では紹介しきれない写真をWeb上で公開しております。
商品解説
柳戸川浩山 EXPO2025大阪・関西万博 日本盆栽・水石展開催記念
今月号でも紹介している大阪・関西万博「日本盆栽・水石展」に、現代絵付鉢作家の第一人者との誉れも高い月之輪正泉と柳戸川浩山が作品を出展し大いに話題を集めた。その貴重な展示作品や万博開催を記念して制作した作品など、新作鉢を特別頒布。国内外の盆栽・盆器蒐集家の注目も高く、焼成されてもすぐに買い手が付くために市場に出ることも稀な作品を入手できる貴重な機会。注文殺到が予想され、締切を待たずに抽選を行なう可能性もあるので、ご注文はお早めに! 正泉と浩山いずれの作品にも、共箱・共布・証明書付き。
厳島神社を夏と冬、2つの季節で描き分けられている。透かし細工も丁寧な仕上がり。落款:柳戸川浩山・他
※こちらの商品は一点物のため、ご応募の中から抽選によりお一人様に決定させて頂きます。ご応募の締め切りは毎月末のため、当落のご連絡はそれ以降にさせて頂きます。(ご注文殺到の場合、締め切り前に受付を終了することがあります。) ご購入を希望される場合は「抽選申込」のボタンをクリックして必要事項をご記入下さい。(すでにID登録頂いているお客様はID、パスワードをご記入の上、ログインして頂くだけ大丈夫です。)
※磁器ゆえの僅かなカマ傷、歪みなどがある場合があります。予めご了承下さい。
作家プロフィール
陶名:柳戸川浩山(やどがわこうざん) 本名:加藤浩一 1973年京都生まれ。
京都市山科区・清水焼団地の陶家に生まれ、自らも陶業に携わる。曽祖父は美濃焼で知られる岐阜県多治見から京都に移り、染付や色絵付など一般食器の製造を生業とする。祖父も色絵付職人。
父・三代加藤利昇氏は、16代永楽即全氏に師事した後、茶陶製作に没入した。研鑽を重ね、色絵、乾山写、交趾写など様々な技法を独自に習得。格式と伝統を重んじる茶道の世界で一から名声を確立し、現在では両千家から御書付を頂戴するほどの名工となった。
その父の仕事を手伝う傍ら、かねてより交流のあった月之輪正泉の指導と薦めもあって樹鉢制作を始める。正泉が得意とする赤絵や染付ではなく、金彩を用いる「京薩摩」の再現に取り組む。薩摩焼の金襴手技法に京焼の瀟酒な意匠を織り込み、明治期に世界に名を馳せたスタイルである。
ボディ作りは父親の茶陶製造を手伝っていることもあり、ロクロ、タタラもお手のもの。絵付に関してもセンスに長け、今後注目の作家と言える。
関連カテゴリ
今月号の一品写真